下流手しもて)” の例文
対岸の正面よりやや下流手しもての岸から、一隊の敵が、騎馬徒歩かちをまぜておよそ千二、三百、一陣になって、河を斜めに、駈けわたりだした。
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)