上下縞うえしたしま)” の例文
男もので手さえ通せばそこから着てかれるまでにして、正札が品により、二分から三両内外うちそとまで、膝の周囲まわりにばらりとさばいて、主人あるじはと見れば、上下縞うえしたしまに折目あり。
露肆 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)