“三頭立て”の読み方と例文
読み方割合
トロイカ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぶくぶくに肥ったあから顔の彼がじゃらじゃら小鈴のついた三頭立てトロイカに乗って、これもぶくぶくに肥って赤ら顔のパンテレイモンが肉ひだのついたくび根っこを見せて馭者台に坐り込み
イオーヌィチ (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
毎あさ彼はヂャリージでの宅診を急いで済ませてから、町へ往診に出かけるのだったが、その馬車ももう二頭立てではなく、じゃらじゃら小鈴のついた三頭立てトロイカで、いつも帰りは夜がふけた。
イオーヌィチ (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)