三叉さんまた)” の例文
「あの柚子は、採るときには、三叉さんまたで採るかね、それともまた、梯子はしごなど掛けて……」
百足ちがい (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
その時分の大川端、中洲の三叉さんまたは月の名所で、これまた泥川の濁流ではない。
大川ばた (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)