三俵さんびょう)” の例文
だれも人のついていない馬が、ひとりであるいてきて、小作こさくのお米を三俵さんびょうもはこび込んできたというので、長者屋敷ちょうじゃやしきの人たちはびっくりしました。
たにしの出世 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
この子はなにしろ水神すいじんさまのおもうだから、きっとかわったことができるのかもしれないとおもって、そういわれるままに、たにしの子を、三俵さんびょう米俵こめだわらと米俵とのあいだに
たにしの出世 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)