一石二鳥いっせきにちょう)” の例文
こんどのことを機会に、五山の禅宗にもいちばいの権威をもたせ、従来の叡山勢力や南都の横暴を抑えようとする一石二鳥いっせきにちょうの狙いがそこにはないでもない。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)