一瞬時いっしゅんじ)” の例文
敵がひるんだと見るやその直後の一瞬時いっしゅんじを掴んだ帆村の早業の投げだった。——死にもの狂いの相手はガバと跳ね起きてピストルの引金を引こうとするのを
流線間諜 (新字新仮名) / 海野十三(著)
新聞は皆黒縁くろぶちだ。不図新聞の一面に「睦仁むつひと」の二字を見つけた。下に「先帝御手跡」とある。孝明天皇の御筆かと思うたのは一瞬時いっしゅんじ、陛下は已に先帝とならせられたのであった。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)