“一柄”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いっぺい50.0%
いつぺい50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
兎も角も茶路に往って尋ねる外はない。妻児さいじを宿に残して、案内者を頼み、ゲートル、運動靴、洋傘かさ一柄いっぺい、身軽に出かける。時は最早もう午後の二時過ぎ。茶路までは三里。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
兎も角も茶路に往つて尋ねる外はない。妻兒を宿に殘して、案内者を頼み、ゲートル、運動靴、洋傘かさ一柄いつぺい、身輕に出かける。時は最早午後の二時過ぎ。茶路までは三里。
熊の足跡 (旧字旧仮名) / 徳冨蘆花(著)