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一徹者
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いってつもの
ふりがな文庫
“
一徹者
(
いってつもの
)” の例文
丈八郎という男は、今時の、若いに似あわぬ
一徹者
(
いってつもの
)
だ。二人が、何と説いて聞かせても、金で身売りなどとは、剣士の恥。
無宿人国記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
明快な勝負をつけねば決してこの場を去らずという憎々しい剛情を張っているが、一心斎もまた
肯
(
き
)
かぬ気の
一徹者
(
いってつもの
)
で
大菩薩峠:01 甲源一刀流の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
親御の庄司右京様は、中風で身動きも
覚束
(
おぼつか
)
ないが、恐ろしく気が確かな上、弓町きっての
一徹者
(
いってつもの
)
だ。
銭形平次捕物控:115 二階の娘
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
だが、平八郎や兵部などの
一徹者
(
いってつもの
)
は、のぞむところと、いわぬばかりに
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
徹
常用漢字
中学
部首:⼻
15画
者
常用漢字
小3
部首:⽼
8画
“一徹”で始まる語句
一徹
一徹人
一徹居士