“レイション”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
弁当50.0%
明識50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
障子がくらくなり、部屋のなかに、燈火がついてゐる。隣りでは、食事をしてゐる様子だつた。ゆき子も腹が空いてゐた。枕許まくらもとのリュックを引き寄せて、船で配給された弁当レイションを出した。
浮雲 (新字旧仮名) / 林芙美子(著)
幾多の類型と階梯かいていがあるが、種々な場合に現われた事実を総合すると、どうもこのジャックは、狂人どころか普通人、あるいはそれ以上の明識レイションあるものとしか思えないのだ。
女肉を料理する男 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)