“ランニング”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
競走50.0%
駈ける50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今迄沈むだ顔をしながらも競走ランニングの練習をして居た七郎は、運動場の隅の腰掛ベンチに腰を下した。七郎は目の前に沢田の幻を見た。と、もう一足でも走ることは厭になつてしまつた。
月下のマラソン (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
水天宮前で電車を下りるや否や、渾身の意識を、「駈けるランニング。」という一点に集めて箱崎町の家迄奔馬の如くポンポン駈けって行った。
The Affair of Two Watches (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)