“ミュッツェ”の漢字の書き方と例文
語句割合
帽子100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
履きかえの靴下シュポルトシュトルムフが二足、地図二部、登山案内二冊、絵はがき形の写真機にフィルムが十六本、帽子ミュッツェ雪除眼鏡グレッチェルグラース、石鹸、歯磨なんて雑物は数えないでも、大形のリュックサックは一杯に膨らんで
スウィス日記 (新字新仮名) / 辻村伊助(著)
おまけに昼過ぎのせいなのか、尾根ほど風のあてないためか帽子ミュッツェの縁をつたわって、残念ながらどうも冷汗らしい奴が、頬にじとじと滲むのが、顔の皮に稀硫酸でもぶっかけるようにびりびりする。
スウィス日記 (新字新仮名) / 辻村伊助(著)