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マタブリ
ふりがな文庫
“マタブリ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:
またぶり
語句
割合
叉枝
60.0%
叉杖
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
叉枝
(逆引き)
伴
(
トモ
)
に立つて来た
家人
(
ケニン
)
の一人が、大きな木の
叉枝
(
マタブリ
)
をへし折つて来た。さうして、旅用意の
巻帛
(
マキギヌ
)
を、幾垂れか、其場で
之
(
コレ
)
に結び下げた。其を
牀
(
ユカ
)
につきさして、即座の
竪帷
(
タツバリ
)
—几帳—は調つた。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
マタブリ(叉枝)の例文をもっと
(3作品)
見る
叉杖
(逆引き)
其処は、
叉杖
(
マタブリ
)
風になつた辻で、北から来て、つき当つた鋭角の先に、地蔵堂の大きなのがあつて、たばたの地蔵さんと言うた。
折口といふ名字
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
此杖を
叉杖
(
マタブリ
)
と言ふ。昔は乞食房主が此を持つて歩いた。此は西洋にも、何処にでもある形で、物を探つて行く為のものである。杖には根がある。
花の話
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
マタブリ(叉杖)の例文をもっと
(2作品)
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またぶり