“ボデスタ”の漢字の書き方と例文
語句割合
市長100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
されどわれは猶低徊して此方數尺の地を去ること能はざりき。市長ボデスタの家に往きては一家の人々とポツジヨとの餞宴せんえんを受けたり。
友は我をいて市長ボデスタの許に至りぬ。市長とロオザとは戲言ざれごとまじりに我無情をめ、おとなしきマリアは局外に立ちて主客の爭をまもり居たり。
われはマリアと贄卓にへづくゑの前に手を握りぬ。おほよそ市長ボデスタの家にゆきかふものは、皆歡喜の聲を發しつれど、其聲の最も大いなるはポツジヨなりき。