“フールスカップ”の漢字の書き方と例文
語句割合
西洋大判罫紙100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自分の卓子テーブルの前の、自分の廻転椅子に腰をかけて、ウイスキーの角瓶を手近にはべらして、万年筆をななめに構えながら西洋大判罫紙フールスカップの数帖とにらめっくらをしている。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
手早く結び目を解いて、中から長方形の新聞包みと、厚さ二寸位の西洋大判罫紙フールスカップ綴込つづりこみを抱え出すと、わざわざ北側の窓の処まで持って行って風呂敷をハタイた。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
遂に自決さるるの止むなきに立到りました遠い原因もまた、実にこの一篇の中に胚胎していると申しましょうか……その次に在ります西洋大判罫紙フールスカップの走り書きは、その正木先生がそれ等の研究に
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)