“フラジオレット”の漢字の書き方と例文
語句割合
銀笛100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
午後、ベル(イソベル)のピアノに合せて銀笛フラジオレットを吹く。クラックストン師来訪。「壜の魔物ボットル・イムプ」をサモア語に訳して、オ・レ・サル・オ・サモア誌に載せ度き由。よろこんで承諾。
光と風と夢 (新字新仮名) / 中島敦(著)
食後、詩をまとめようとしたが、うまく行かぬ。銀笛フラジオレットを吹く。一時から又外へ出てヴァイトリンガ河岸へのみちを開きにかかる。斧を手に、独りで密林にはいって行く。頭上は、重なり合う巨木、巨木。
光と風と夢 (新字新仮名) / 中島敦(著)