“ヒステリせい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
歇斯的里性50.0%
歇私的里性50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自分はその笑いの影にさえ歇斯的里性ヒステリせい稲妻いなずまを認めた。
行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
歇私的里性ヒステリせいの笑は窓外の雨をいて高くほとばしった。同時に握るこぶしを厚板の奥に差し込む途端にぬらぬらと長い鎖を引き出した。深紅しんくの尾は怪しき光を帯びて、右へ左へうごく。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)