“バブウ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
下女50.0%
女中50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
球江は下女バブウに市場から、辛子つきの燒鷄サツテを二十本ばかり買はせてきて、眞鍋と二人で蚊帳のなかで食べた。今日も暑い。
ボルネオ ダイヤ (旧字旧仮名) / 林芙美子(著)
女中バブウに市場で買つて來さしたブンガ・スンピンといふ匂ひのいゝ白い花を髮に飾つて、球江がボイルの黒い服を着こむと、ひとかどの女になつたやうな氣取つた氣持ちになつてきて
ボルネオ ダイヤ (旧字旧仮名) / 林芙美子(著)