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トリル
ふりがな文庫
“トリル”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
顫音
66.7%
牛檻
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
顫音
(逆引き)
それは小さいはげしいおびえたような
顫音
(
トリル
)
で、クレエテルヤアン氏はそれを聞くと、口をつぐんでしまった。
トリスタン
(新字新仮名)
/
パウル・トーマス・マン
(著)
渦のように空中で
捲
(
ま
)
き合わせて——いわば両脚で
顫音
(
トリル
)
を奏でてから、今度は鈍いながらも、すべてを根本からうちふるわせるような、どすんという音と共に、この地上へ帰って来る……
トニオ・クレエゲル
(新字新仮名)
/
パウル・トーマス・マン
(著)
トリル(顫音)の例文をもっと
(2作品)
見る
牛檻
(逆引き)
その花やかな一団はアレナを横断して、正面のテンディドスへ向いて列ぶと、其処に陣取っている闘牛の司宰者が
牛檻
(
トリル
)
の鍵を馬上の
役人
(
アルグアシル
)
に投げ渡す。
闘牛
(新字新仮名)
/
野上豊一郎
(著)
向側の
牛檻
(
トリル
)
の戸が開かれる。瞬間、一頭の大きな山のような牡牛が砂を蹴って駆け出して来る。牛がそんな速さで駆け出すのを私は見たことがなかった。
闘牛
(新字新仮名)
/
野上豊一郎
(著)
トリル(牛檻)の例文をもっと
(1作品)
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