“ヂヤオカア”の漢字の書き方と例文
語句割合
戯奴100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
俺は監獄で……と戯奴ヂヤオカアが面をしかめる……俺は監獄であまり監房へやの臭気が陰気なので、汚ない亜鉛の金盥に水を入れて、あの安石鹸をとかしては両手で掻き立て掻き立て
桐の花 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
取り澄ました俄作りの戯奴ヂヤオカアが一時に真白な顔の造作を破裂さした、はははは、自分でも吃驚びつくりするほどの大きな声を挙げ乍ら、腹を擁えて出窓から畳の上に転げ廻つた
桐の花 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)