“ショウ・オルム”の漢字の書き方と例文
語句割合
海蛇100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とびっくりして嬢は一足歩を進めたが、公爵家の海蛇（ショウ・オルム）の頸飾りといえば、公爵家の名前よりもっと昔から、丁抹（デンマーク）全土に響き渡っていた。
グリュックスブルグ王室異聞 (新字新仮名) ／ 橘外男(著)
その時は間違いなく、ほんものの海蛇（ショウ・オルム）だったのです。それが外（はず）してみると、……いいえ、外してもまだ、わからなかったのです。
グリュックスブルグ王室異聞 (新字新仮名) ／ 橘外男(著)
海蛇（ショウ・オルム）の頸（くび）飾りを奪った犯人は、正（まさ）しくこのステーセン伯爵である。伯爵は殿下の随員を装って、公爵邸へ紛れ込んだ。
グリュックスブルグ王室異聞 (新字新仮名) ／ 橘外男(著)