“ケースメント”の漢字の書き方と例文
語句割合
硝子扉100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
明け放した硝子扉ケースメントの向うは、ゆるい起伏のある丘で、はるか遠いその稜線りょうせんのうえに、中世紀の城のような白い家がぽつんとひとつ立っている。
小松が硝子扉ケースメントをあけて庭へ出て行きました。それから十分ほどすると阪井が、「おい、ショベルは出ているか」とたずねますと、琴子の声で
ハムレット (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
そこからずっと向うへ長い廊下が延び、その端に大きな硝子扉ケースメント。その外は露台バルコンになっていて、そこに月の光があたっている。
魔都 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)