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ギクー
ふりがな文庫
“ギクー”の漢字の書き方と例文
語句
割合
高僧
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
高僧
(逆引き)
朝まだき、とつぜん
銅鑼
(
どら
)
や長
喇叭
(
らっぱ
)
の音がとどろいた。みると、
耳飾塔
(
エーゴ
)
や緑光
瓔珞
(
ようらく
)
をたれたチベット貴婦人、尼僧や
高僧
(
ギクー
)
をしたがえて
活仏
(
げぶつ
)
が到着した。
人外魔境:03 天母峰
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
私が、かたわらの
高僧
(
ギクー
)
にあれですかと聴くと、いいえと、銅びかりのしたその老人は首をふった。
人外魔境:03 天母峰
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
とそこへ、
麦粉
(
ツアンバ
)
と
犛牛
(
ヤク
)
のバタを焼く礼拝のにおいがするので、みると、いまいた
高僧
(
ギクー
)
をはじめ大勢が祈っている。私が、あの峰をなぜ拝むのかと訊くと、その高僧がつぎのように語ってくれた。
人外魔境:03 天母峰
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
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