“カーボン”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
炭素50.0%
炭酸紙50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうなって初めて検事に判ったのは、その電球が、昨今はほとんど見られない炭素カーボン球だと云う事で、恐らく急場に間に合わせた調度類が、永らくしまわれていたものであろうと想像された。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
引っ詰め髪に黒いうわりを着けた、素朴な娘である。指の先を炭酸紙カーボンで青く染めている。ハキハキと答えてくれる。
墓が呼んでいる (新字新仮名) / 橘外男(著)