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カタウド
ふりがな文庫
“カタウド”の漢字の書き方と例文
ひらがな:
かたうど
語句
割合
方人
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
方人
(逆引き)
其為、かうした催しが、後宮から発起せられて、左右の
頭
(
トウ
)
を更衣級から出し、
方人
(
カタウド
)
に女房を多く列せしめた。競技者たる読人の中にも、女房が立ち交つてゐる。
女房文学から隠者文学へ:後期王朝文学史
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
それ
故
(
ゆゑ
)
行うた女房の中からも、読人・
方人
(
カタウド
)
を出して、男歌人に立ちまじらせた歌合せ——七条後宮歌合せ・亭子院歌合せなど——は、かうした流行に圧されて行つた。
女房文学から隠者文学へ:後期王朝文学史
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
宮廷・豪家の宴遊の崩れなる肆宴には、旧来の習慣として、男女
方人
(
カタウド
)
を分けての唱和があつた。
万葉集研究
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
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