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オトヒメ
ふりがな文庫
“オトヒメ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:
おとひめ
語句
割合
弟媛
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
弟媛
(逆引き)
弟媛
(
オトヒメ
)
の如きは其例で、原則としての巫女の処女生活を守り貫いた訣である。
大郎女
(
オホイラツメ
)
の方は、あんなに逃げて置きながらと思はれる程、つかまつたとなると、極めて従順であつた様である。
最古日本の女性生活の根柢
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
巫女で言ふなら、一人の
兄媛
(
エヒメ
)
に幾人もの
弟媛
(
オトヒメ
)
がある様に、随伴者の意味もあるが、ほんとうは若いと言ふ言葉から出てゐる。即、わくといふ古動詞から出てゐるので、わか・わきおなじなのである。
能楽に於ける「わき」の意義:「翁の発生」の終篇
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
弟媛
(
オトヒメ
)
のごときはその例で、原則としての巫女の処女生活を守り
貫
(
ぬ
)
いたわけである。
大郎女
(
オホイラツメ
)
の方は、あんなに逃げておきながらと思われるほど、つかまったとなると、きわめて従順であったようである。
最古日本の女性生活の根柢
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
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