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オトウカシ
ふりがな文庫
“オトウカシ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:
おとうかし
語句
割合
弟猾
85.7%
乙猾
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
弟猾
(逆引き)
弟猾
(
オトウカシ
)
は祖霊の女性なるもの——兄猾との対照から男性と見て来てゐるのは誤りで、当然この伝への出来る訣があるのだ——として、一対のまれびとの形を見せてゐる。
日本文学の発生:――その基礎論――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
敵の邑落を幾つも通らねば行けぬ天
ノ
香山
(
カグヤマ
)
の埴土を盜みに遣るのに、
椎根津彦
(
シヒネツヒコ
)
に弊れた衣に簑笠を著せて、老爺に爲立て、
弟猾
(
オトウカシ
)
に箕を被かせて、老媼の姿に扮せしめたことが出て居る。
国文学の発生(第三稿):まれびとの意義
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
オトウカシ(弟猾)の例文をもっと
(6作品)
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乙猾
(逆引き)
さうすると、
椎根津彦
(
シヒネツヒコ
)
と
乙猾
(
オトウカシ
)
の翁嫗姿の原意も、やはり遠くより來るおとづれ人を表す者であつたことに思ひ當るであらう。
国文学の発生(第三稿):まれびとの意義
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
オトウカシ(乙猾)の例文をもっと
(1作品)
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