“オトウカシ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:おとうかし
語句割合
弟猾85.7%
乙猾14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
弟猾(オトウカシ)は祖霊の女性なるもの——兄猾との対照から男性と見て来てゐるのは誤りで、当然この伝への出来る訣があるのだ——として、一対のまれびとの形を見せてゐる。
敵の邑落を幾つも通らねば行けぬ天ノ香山(カグヤマ)の埴土を盜みに遣るのに、椎根津彦(シヒネツヒコ)に弊れた衣に簑笠を著せて、老爺に爲立て、弟猾(オトウカシ)に箕を被かせて、老媼の姿に扮せしめたことが出て居る。
さうすると、椎根津彦(シヒネツヒコ)と乙猾(オトウカシ)の翁嫗姿の原意も、やはり遠くより來るおとづれ人を表す者であつたことに思ひ當るであらう。