“をたる”の漢字の書き方と例文
語句割合
小樽100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
改造社の山本実彦やまもとさねひこ君は僕等の小樽をたるにゐた時に電報を打つてよこした。こちらはその返電に「クルシイクルシイヘトヘトダ」と打つた。すると市庁の逓信課ていしんくわから僕等に電話がかかつてきた。
講演軍記 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
O君は小樽をたるで下り、余等は八時札幌に着いて、山形屋に泊つた。
熊の足跡 (旧字旧仮名) / 徳冨蘆花(著)
かなしきは小樽をたるの町よ
一握の砂 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)