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わたどのみち
ふりがな文庫
“わたどのみち”の漢字の書き方と例文
語句
割合
廊道
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
廊道
(逆引き)
烟は
廊道
(
わたどのみち
)
に滿ちたり。われは又叫ぶに似て叫ぶにあらざる一種の氣息を聞きたり。この氣息の響は我耳を襲ふよりは寧ろ我心を襲ひき。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
石の
迫持
(
せりもち
)
の下なる長き
廊道
(
わたどのみち
)
には、
書肆
(
しよし
)
あり珠玉店あり繪畫鋪あれども、足を其前に留むるもの多からず。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
かくて姫は此世を隱れましゝなり。
爾來
(
そのとき
)
尼院に
連
(
つらな
)
れる
廊道
(
わたどのみち
)
の前なる黒漆の格子
擧
(
あが
)
りて、式の白衣を着たる一群の尼達現れ、高く天使の歌を歌ふ。
僧官
(
エピスコポス
)
は姫の手を取りて
扶
(
たす
)
け起しつ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
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