“わきぎし”の漢字の書き方と例文
語句割合
脇差100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
では、よろしい、オレがもぐって見て来る、と、フンドシひとつになり、御苦労様につめたい水の中へ、口に脇差わきぎしをくわえて、もぐりこんだ。
織田信長 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
その晩は彼は平兵衛の蒲団ふとんを自分のそばに敷かせ、道中用の脇差わきぎしを蒲団の下に敷いて、互いにまくらを並べて寝た。
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)