“わかめうり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
和布賣50.0%
若布売50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
和布賣わかめうりの越後の女三々五々群をなしてきたる呼びて窓に倚りて海の藻を買ふぞゆかしき
藤村詩抄:島崎藤村自選 (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
台所の戸に白いすももの花の匂うもわずかの間です。山家の春は短いもので、すし田楽でんがくよ、やれそれと摺鉢すりばちを鳴しているうちに、若布売わかめうりの女の群が参るようになります。
旧主人 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)