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れんよ
ふりがな文庫
“れんよ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
輦輿
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
輦輿
(逆引き)
自分にも屈強な兵六、七十騎は来合うはずゆえ、それをあわせて、船坂峠に
輦輿
(
れんよ
)
を待ち、きっと
帝
(
みかど
)
をわれらの手にお迎えしてみせまする
私本太平記:05 世の辻の帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
佐々木道誉の一家臣、田子大弥太という者が、さきごろ
輦輿
(
れんよ
)
に先だって、加治源太左衛門安綱のもとへ、道誉の密使として、着いている。
私本太平記:05 世の辻の帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
道誉は、腹心の
黄母衣
(
きほろ
)
組の十一騎に、
輦輿
(
れんよ
)
の前後を守らせ、自身は、昨日あたりから、列の尾端に付いていた。
私本太平記:05 世の辻の帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
元弘の年、後醍醐の
輦輿
(
れんよ
)
が通った姫路、杉坂、津山などの中国地方は、以前、宮本武蔵を書いていたころ、
英田川
(
あいだがわ
)
を中心に、かなり歩いた。もう二十余年も前にはなるが。
随筆 私本太平記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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