“れんしゅく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
攣縮50.0%
斂縮50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たとえ手指の尖端せんたんにでも、そういう気持でちょっとさわれば、すぐ全身に伝わって、こまかな神経の網目に波動と攣縮れんしゅくが起こり、それが眼の色や呼吸や、筋肉の収斂しゅうれん
おさん (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
まるくつややかな娘の脇腹が波をうつようにひきつり、濡れた晒木綿の絡みついた足が、まるで死の痙攣けいれんのように斂縮れんしゅくした。
暴風雨の中 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)