“りょうけんしだい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
了簡次第50.0%
料簡次第50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
祖父の了簡次第りょうけんしだいになるがよかろうと思い、娘へ機嫌をとり、もも引と、きもののつぎだらけなのを一つ貰って、うるう八月の二日、銭三百文、戸棚にあるを盗んで、飯をたくさん弁当へつめて
神文しんもんの表には、殉死とも、籠城とも、約束してなかった。ただ、進退一致だった。——内蔵助の料簡次第りょうけんしだいにと、したためてある。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)