“りゅうじゃく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
柳鵲50.0%
隆寂50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
風呂敷には、もう一品ひとしな——小さな袖姿見てかがみがあった。もっとも八つ花形でもなければ柳鵲りゅうじゃくよそおいがあるのでもない。ひとえに、円形の姿見かがみである。
大将の菊池武時、子息の三郎頼隆よりたか、大円寺の阿日坊隆寂りゅうじゃくなどは犬射いぬいノ馬場のあたりで——。
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)