“りくぞく”の漢字の書き方と例文
語句割合
陸続100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
眼障りだから取払えと荘公は命じ、都門の外十里の地に放逐させることにした。幼を負い老を曳き、家財道具を車に積んだ賤民共が陸続りくぞくと都門の外へ出て行く。
盈虚 (新字新仮名) / 中島敦(著)
年額七百万円の鯖が五百万、二百万と見る見るうちにタタキ下げられて行く。税金が納められないどころの騒ぎじゃない。小網元の倒産がくびすを接して陸続りくぞくする。
爆弾太平記 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
それ等の霊魂達は、悪鬼の如く荒れ狂いながら、陸続りくぞくとして肉体から離れて幽界へなだれ込む。