“らくとう”の漢字の書き方と例文
語句割合
洛東100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大豆右衛門は洛東らくとう山科やましなの人なり。
案頭の書 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
兼好は山の庵へもどりかけたが、思い直したふうでそのまま傘をかかえ、酒つぼを提げ、足駄あしだの音も不器ッちょに、たそがれ近い洛東らくとう粟田口あわたぐちを、まごまごしていた。
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)