“らいほうとう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
雷峯塔50.0%
雷峰塔50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、南岸の湖縁の丘の上に聳えたあかい塔の夕陽に照された雄大な姿には、わけて心をひかれるであろう。その南岸の雄大な塔は、西湖十景の一つにかぞえられた雷峯塔らいほうとうで、北岸のは保叔塔ほうしゅくとうである。
雷峯塔物語 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
著者もかつて西湖に遊んで南岸の湖縁こべりそびえ立った五層の高い大きな塔の姿に驚かされた一人である。その西湖には南岸の雷峰塔らいほうとうに対して北岸に保叔塔ほしゅくとうと云うのがある。
蛇性の婬 :雷峰怪蹟 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)