“よゆうしゃくしゃく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
余裕綽々91.7%
余悠綽々8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まずそれだけこの安土は、平和の余裕綽々よゆうしゃくしゃくたりで、四民を安からしめておるわれらの寸功もありといえましょうか。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
もし明るい日で見たら、彼のかおの色も余裕綽々よゆうしゃくしゃくとして子供を相手にしているほどに見えたかも知れません。
この淵の無心な気持ちになっていれば世間がどう変りこっちにどう仕向けようと、余悠綽々よゆうしゃくしゃくなのだ。ここのところをわが青海流では
渾沌未分 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)