“よぞら”の漢字の書き方と例文
語句割合
夜空100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふたりは、このさむい三月の夜空よぞらに、しんぼう強く、長いあいだ待っていました。そのうちに、おばあさんは、ぼつぼつ家の中へもどろうかと考えはじめました。と、ちょうどそのときです。
うで玉子買ひたる歌をおもふとき淺草あさくさ夜空よぞら目にうかび來る
斎藤茂吉の死を悲しむ (旧字旧仮名) / 吉井勇(著)
秋らしき夜空よぞらとおもふ目のまへを光はなちて行く蛍あり
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)