“ようすけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
庸介33.3%
用亮33.3%
用助33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
六年振りに、庸介ようすけが自分の郷里へ帰って来たのは七月上旬のことであった。
田舎医師の子 (新字新仮名) / 相馬泰三(著)
中西は伊勢国度会郡わたらいごおり山田岩淵町いわぶちちょうの人中西用亮ようすけの弟である。愛知師範学校に学んで卒業し、浜松中学校の教員になっていた。これは職をめて東京に来た時二十七、八歳であった。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
若旦那の金三郎きんざぶろうさんと、番頭の用助ようすけさんと、主人のおい久太郎きゅうたろうさんが、何かヒソヒソ相談をしておりましたが、——チラと見た主人の死に顔が、どうも容易じゃないように思います。