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ゆずりう
ふりがな文庫
“ゆずりう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
譲受
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
譲受
(逆引き)
この塚山という人はその父から
譲受
(
ゆずりう
)
けた
或
(
ある
)
電気工場の持主であったが、普通選挙の実施せられるより以前、労働問題の日に日に切迫して来るのを予想し、早く工場を
売卻
(
ばいきゃく
)
して
ひかげの花
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
細長い地所でしたが、持主に懸けあって、裏隣の地所もいつか
譲受
(
ゆずりう
)
ける下約束もしたのです。そこは小家ながら茶がかった室もあり、古びてもしっかりした土蔵が附いていました。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
重吉が種子の遺産として
譲受
(
ゆずりう
)
けた五千円の貯金はその時なくなってしまう。つづいて
勤先
(
つとめさき
)
の会社が突然解散せられる。種子が形見の貴金属類は
内々
(
ないない
)
でとうの昔売り
飛
(
とば
)
された後である。
ひかげの花
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
ゆずりう(譲受)の例文をもっと
(2作品)
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