“ゆきひこ”のいろいろな漢字の書き方と例文

語句	割合
靫彦	71.4%
靭彦	14.3%
靱彦	14.3%

靫彦

靫彦（ゆきひこ）、蓬春（ほうしゅん）氏はじめ、この人の篆刻はみな愛しているらしいが、御当人は東京府の老人ホームにいて、仙人みたいに飄々（ひょうひょう）としている恬淡（てんたん）な老人である。

随筆　宮本武蔵 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)

靭彦

このうち、強いて適者？　として抜擢（ばってき）するならば靭彦（ゆきひこ）、古径両氏の筆技と人品であろう。

素人製陶本窯を築くべからず：――製陶上についてかつて前山久吉さんを激怒せしめた私のあやまち―― (新字新仮名) ／ 北大路魯山人(著)

靱彦

安田靱彦（ゆきひこ）さんが看板を書いてるのもあるが、これは主人が作家でないらしくすべての上で私の気に入らない。

握り寿司の名人 (新字新仮名) ／ 北大路魯山人(著)