“やれだたみ”の漢字の書き方と例文
語句割合
破畳100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私はいきなりひざまずいたよ。むこうが椅子でも、居所は破畳やれだたみです。……こう云うと軽薄らしいが、まったくの処……一生懸命で、土間でも床でも構う気じゃなかった。
いま、その御廚子みずしの前に、わずかに二三畳の破畳やれだたみの上に居るのである。
神鷺之巻 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)