“やまび”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
山傍50.0%
山火50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「霞ゐる富士の山傍やまびに我がなば何方いづち向きてか妹が嘆かむ」(巻十四・三三五七)の、「我が来なば」も、「我が行かば」という意になるのである。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
この巻に、「霞ゐる富士の山傍やまびに我が来なば何方いづち向きてか妹が歎かむ」(三三五七)の例がある。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
尾根づたふほそき山火やまびの幾つづりつぎつぎ赤し今宵こよひゆべみ
風隠集 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)