“やどやずまい”の漢字の書き方と例文
語句割合
旅舎生活100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
旅舎生活やどやずまいする森彦は着物の始末をお俊の家へ頼んだ。お俊は長いはかまひもを結び直して、二人の叔父に別れて行った。
家:02 (下) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
郷里くにを出て長いこと旅舎生活やどやずまいをする森彦の身には、こうして娘と一緒に成るのがめずらしくも有った。そばへ呼んで、病院の方のうわさなどをする娘の話振を聞いてみた。
家:02 (下) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)