“やといめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
傭女50.0%
雇女50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
去五月の末まで私共の家に働いて居た隣字のS女の家の傭女やといめが水瓜畑に働いて居ると、裏街道を都落ちの人と見えて母子づれが通りかゝり、水瓜を一つ無心しました。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
どかりとこしをおろした縁台えんだいに、小腰こごしをかがめて近寄ちかよったのは、肝腎かんじんのおせんではなくて、雇女やといめのおきぬだった。
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)