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やだち
ふりがな文庫
“やだち”の漢字の書き方と例文
カタカナ:
ヤダチ
語句
割合
家建
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
家建
(逆引き)
越後糸魚川と直江津との間に、
名立
(
なたち
)
といふ駅あり。上名立下名立と二つに分かれ、家数も多く、
家建
(
やだち
)
も大にして、此辺にては繁昌の所なり、上下ともに南に山を負いて、北海に臨みたる地なり。
地震なまず
(新字新仮名)
/
武者金吉
(著)
お島はそこから、築山のかかりや、
家建
(
やだち
)
の工合を見下しながら呟いた。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
お島の導かれたのは、ある古い
家建
(
やだち
)
の
見晴
(
みはらし
)
のいい二階の一室であったが、女中に
浴衣
(
ゆかた
)
に着替えさせられたり、建物のどん底にあるような浴場へ案内されたりする
度
(
たんび
)
に、一人客の寂しさが感ぜられた。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
やだち(家建)の例文をもっと
(2作品)
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