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やぐらした
ふりがな文庫
“やぐらした”の漢字の書き方と例文
語句
割合
櫓下
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
櫓下
(逆引き)
この女は
櫓下
(
やぐらした
)
で叩込んだ古狸で、お芋の煮えたも御存じないやうな、二千二百石の殿樣を手玉に取るなんざ朝飯前だ
銭形平次捕物控:172 神隠し
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
あり来たりの色恋をしたってつまらないよ、そんなこたあ、
素人
(
しろうと
)
の箱入さんか、
極
(
ご
)
くましなところで、意気がった
櫓下
(
やぐらした
)
の
羽織衆
(
はおりしゅう
)
にでもまかしておくんだね。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
「
櫓下
(
やぐらした
)
で梅吉と言っていた時にゃあ一二度逢ったことがあるが、
膚
(
はだ
)
を見たなア、今朝がはじめてだ」
顎十郎捕物帳:06 三人目
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
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