“やうな”の漢字の書き方と例文
語句割合
矢唸100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
表御堂の広縁や客殿の高欄こうらんのあたりからは、それへ向って、叫ぶ風そのままな矢唸やうなりが吹いて来る。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そして、矢唸やうなりの流れる中に立って、眠りがものように、顔へしころをかざしていた。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
矢唸やうなりが近くをかすめた。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)